【着床前遺伝子選別検査 PGT-A】最も健康な命と出会う技術
- NOVASEED

- 1月20日
- 読了時間: 4分

サンティアゴ・ムネ博士序文:
「なぜ妊娠は成功したのに、流産で赤ちゃんに会えないのか?」
不妊治療を受けるご夫婦にとって、最も辛い瞬間は、ようやく妊娠に成功した後に訪れる「流産」の経験ではないでしょうか。特に年齢が高くなるにつれて、染色体異常による繰り返しの流産は、不妊に悩むご夫婦の心身を疲弊させます。
ここに、「移植する前に、あらかじめ健康な胚を知ることができたらどんなに良いだろうか?」という問いに答えを出した科学者がいます。現代の不妊治療の成功率を飛躍的に高めた着床前遺伝子検査(PGT)の開拓者、サンティアゴ・ムネ(Santiago Munné)博士です。
1. 見えない犯人、「染色体数の異常」を発見する
サンティアゴ・ムネ博士はスペイン出身の遺伝学者で、スペインのバルセロナ大学で遺伝学の博士号を取得しました。その後、アメリカに渡り、ニュージャージーのコーネル大学医療センターなどで研究活動を続け、生殖遺伝学分野の基礎を築きました。
1990年代初頭まで、体外受精(IVF)における胚の選択基準は、主に「形」でした。見た目の形が良いとされる美しい胚を移植していましたが、結果は常に不確実でした。
ムネ博士は1993年、世界で初めて着床前遺伝子スクリーニング(PGS、現在のPGT-A)技術を開発し、この難題の解決に着手しました。彼は、見た目には問題なさそうな胚でも、染色体の数が合わない(異数性)場合、着床に失敗したり流産につながったりするという事実を科学的に証明したのです。
2. 「流産の苦しみを減らし、妊娠成功率を高める」
ムネ博士が開発した技術は、不妊治療のパラダイムを大きく変えました。胚を子宮に移植する前に、ごくわずかな細胞の一部を検査し、染色体が正常な胚だけを選別して移植できるようになったのです。
繰り返しの流産防止: 流産の最大の原因である染色体異常の胚を事前に排除することで、母親が経験する身体的・精神的苦痛を画期的に軽減しました。
移植回数の減少: 最も健康な胚を優先的に移植するため、何度も治療を繰り返すことなく、妊娠成功に至るまでの時間を短縮しました。
高齢妊娠の希望: 20代後半から異数性の割合が高まり始め、30代後半になると胚の半数以上で異数性が観察されることもあります。これが、高齢妊娠で流産率が高くなる科学的な理由です。卵子の老化により染色体異常の確率が高い高齢妊娠の女性たちは、流産を多く経験せざるを得ませんでしたが、この技術は特にそのような方々に具体的な出産の可能性をもたらしました。
3. 技術を超えて「家族」を贈る
ムネ博士は単なる研究室の科学者にとどまりませんでした。彼は世界中を回り、この技術が倫理的かつ医学的に安全に定着するよう献身的に活動しました。彼が設立した遺伝学研究所は、現在、世界中の不妊治療病院の標準となり、数多くの命の誕生を支援しています。
ちょっと待って!NOVASEEDが注目する「精密医療」
先に紹介したジョーンズ夫妻が「量」を増やして確率を高めたとすれば、ムネ博士は遺伝学を通じて「精密さ」を加えました。これは、患者の体に負担をかけずに最も効率的な結果を追求するNOVASEEDの治療哲学とも合致しています。
終わりに: あなたの切なる願いに、科学の精密さを加えます
サンティアゴ・ムネ博士の技術は、今日、世界中の不妊治療の核となっています。私たちはもはや「運」に任せるだけでなく、科学的な根拠に基づいて最も健康な命を迎える準備ができるようになりました。
流産の恐れからためらっていませんか?科学はすでにあなたのそばにあります。NOVASEEDは、ムネ博士が切り開いた精密医療の道の上で、皆様の大切な夢が実を結ぶよう、最後まで寄り添ってまいります。
サンティアゴ・ムネ博士の主要業績(論文)
最初の報告(1993年): 「Diagnosis of major chromosome aneuploidies in human preimplantation embryos.」(胚移植前の主要な染色体異数性診断に関する研究)
意義: この論文により、世界で初めて着床前胚の遺伝的健康状態を確認する道が開かれ、これは現代の遺伝学的不妊治療のバイブルとなりました。
(この染色体異数性についても、近日中に記事を掲載する予定です。)
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