40代の妊活、心が折れそうな夜に。「もう、やめるべき?」と悩むあなたへ
- NOVASEED

- 10月29日
- 読了時間: 3分

はじめに
この文章は、昨日ご相談に見えられたあるご夫婦との対話をもとに、今、同じ想いを抱えるすべての方々へ向けて書いています。 (プライバシーに配慮し、個人が特定される情報は一切含んでおりません。)
何度も、何度も…希望を信じて歩んできたあなたへ
希望を胸に、固い決意で歩み続けてきた治療の道のり。 思うような結果が出なくても、あなたがここまで前を向いてきたこと自体が、何よりも尊い歩みです。
期待と不安を繰り返し、いつしか希望を持つこと自体に心が疲れ果ててしまう。 そんな日々の連続だったかもしれません。
7回の体外受精を経て、医師から「これが最後の挑戦にしましょう」と勧められました。しかし、その試みも実らず、医師は静かにこう告げました。「ご自身の卵子での妊娠は、これ以上は難しいかもしれません…」
その一言で、最後の期待は消え去りました。これまでの努力、時間、そして心のすべてが無駄になってしまったかのような、深い喪失感に襲われ、憂鬱で辛い毎日を送っています。
しかし、それは「終わり」を意味するのではありません。 「新しい可能性に目を向ける時が来た」という、次へのサインなのです。
決して無駄ではなかった、ふたりで歩んだ時間
どうか、信じてください。 ご夫婦で手を取り合って歩んできたその時間は、決して無駄ではありません。
勇気をくれた医師の言葉、看護師さんの優しい声、祈るように見守った移植の瞬間。 その一つひとつが、「親になりたい」という願いの深さを確かめ、ご夫婦の絆をより強く、固く結びつけてきたはずです。
その道のりは、「諦めなかった時間」そのものです。 そしてそれは、形を変えて新しい命を迎えるために必要だった、大切な心の準備期間だったのだと、私たちは信じています。
「受け入れる」という、新しい始まり
「卵子提供」という選択肢は、何かを諦めるためのものではありません。 それは、ご自身が「母親になる」という夢を、未来へと繋ぐための、勇気ある一歩です。
見知らぬ誰かの善意を受け入れることに、戸惑いがあるのは当然です。 でも、それを**「希望のバトン」**だと考えてみてはいかがでしょうか。
卵子提供のプロセスは、医学的にも倫理的にも慎重に設計されています。 私たちは、ご夫婦が心から安心して進めるよう、すべての段階でサポートを行います。
そのバトンを受け取り、ご主人の遺伝子と結びつけ、ご自身の体で新しい命を慈しみ育む。 お二人で「家族」を築いていくという本質は、何一つ変わりません。
NOVASEEDの揺るぎない約束
40代の妊活で立ち止まり、深く思い悩むこと。 その決断は、人生で最も重く、尊いものの一つです。
親になるための挑戦をここで終えるという決断も、前に進むという決断も、私たちはどちらも心から尊敬します。
そして、もしお二人が「もう一度、歩き出してみよう」と決意されたなら―― その瞬間から、NOVASEEDは単なるエージェンシーではなく、お二人の旅路にどこまでも寄り添うパートナーになります。
それは、ただ医学的な可能性を提供するだけではありません。 お二人が心から納得できる選択をしていただくために、健康で妊娠の可能性が高いことはもちろん、お二人の希望に沿い、様々な面で共通点のある卵子提供者(ドナー)との出会いを、誠心誠意サポートすることをお約束します。
その出会いが単なるマッチングではなく、「ご夫婦の想いと響き合う出会い」であるように、NOVASEEDは一つひとつの過程を丁寧に見守ります。
最後に
もし、今あなたが暗いトンネルの中にいるように感じているのなら、どうか一人で抱え込まないでください。 その一歩を踏み出す勇気を、私たちが全力で支えます。
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