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いのちの贈りもの…赤ちゃんの“水の記憶”

更新日:8月19日


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1. 待ち続けた先にめぐりあう、かけがえのない瞬間


長い時間を乗り越え、ようやく赤ちゃんを腕に抱いたときその感動は、言葉にならないほど深く、心の奥からあふれてきます。

「この子が生まれてきてくれるなら、どんなに長くても待てたと思います。」── あるご夫婦の言葉

待ち望んだ赤ちゃんを初めて胸に抱いたときその小さくて温かい体温や 力強く響く鼓動はいのちの誕生という奇跡の延長線に、新たな世界の扉がそっと開かれるような感覚でした。

 

2. 赤ちゃんに宿る不思議な力──“水の中の記憶”


実は、生まれたばかりの赤ちゃんには、私たちが知らない特別な力があります。それが“水の中の記憶”「水中反射(ダイビング・リフレックス)」と呼ばれる反応です。

赤ちゃんを温かい水の中に入れると、自然と呼吸を止めて、手足を泳ぐように動かします。これは、お母さんのお腹の中で羊水に包まれていた頃の記憶が、体にしみついているためだといわれています。

この反射は生後およそ6ヶ月頃まで見られ、その後は徐々に消えていきます。これは単なる反応ではなく、赤ちゃんの発達や成長とも深い関わりがあるのです。

 

3. 生後3〜6ヶ月は、水に親しむゴールデンタイム


この反射をうまく活用すれば、赤ちゃんが自然と水に慣れていく手助けになります。

特に生後3〜6ヶ月の間に、親子でスイミングを始めると:

  • 心が落ち着きやすくなる

  • 脳の成長が促される

  • 身体のバランス感覚が養われる

といった良い影響が期待できます。

「生後6ヶ月までは、“浮かぶ感覚”を体が自然に覚えています。この時期に親子で水に親しむ体験が、将来の運動能力の土台になります。」── 水泳指導者・鈴木正人

 

4. 専門家が伝える“水中反射”との向き合い方


アメリカの水泳専門家たちは、赤ちゃんの動きはあくまで反射的な反応であって、本当の意味での“泳ぎ”ではないとしつつも、それ以上に大切なのは、水に対する恐怖心をなくす環境を整えてあげることだと話しています。

つまり、

✖ 無理に技術を教えようとするのではなく

◎ 赤ちゃんが自然と水に親しめるように、そっと寄り添うこと。

この温かいアプローチが、赤ちゃんの健やかな成長にとっても大切です。

 

5. 日本のベビースイミングとNOVASEEDの想い


日本では1980年代からベビースイミングが広まり、今では数万人の赤ちゃんがそのプログラムに参加しています。

親子で一緒に水にふれあう時間は、ただの運動ではありません。それは家族の絆を育む大切な時間でもあるのです。

参考:Baby Swimming in Japan – Notable History and Stats


もしかすると…そのすべての記憶は、赤ちゃんがお母さんのお腹の中で水に浮かんでいた頃からすでに始まっていたのかもしれません。

 

NOVASEEDの想い


この神秘的で美しい力が自然に消えてしまう前に、親子で過ごす “水の中でのひととき” は、

赤ちゃんにとっては「人生で最初のあそび」

親にとっては「長く待ち望んだ感動の時間」です。

NOVASEEDは、そんなかけがえのない体験が一人でも多くのご家庭で現実のものとなるよう、これからも心を込めて、サポートしてまいります。


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