妊娠週数の計算方法について
- novaseed
- 7月28日
- 読了時間: 2分
更新日:7月31日

こちらは、診療現場で患者様がよくご質問をされる内容をもとに、NOVASEEDが整理した案内資料です。
体外受精を受けられる方々の中には、自然妊娠とはスケジュールが少し異なるため、不安や混乱を感じられることもあります。そのため、IVF(体外受精)における実際のスケジュールをもとに、妊娠週数の計算例をご紹介いたします。
【例】Day-5胚(5日目胚)を移植した場合の 📌 IVFスケジュール
採卵日(Egg Retrieval):3月10日
受精日(Fertilization Day):3月10日
胚移植日(Embryo Transfer):3月15日
妊娠週数の計算 ✅
基準:受精日(3月10日)を「妊娠2週0日」として計算します。
この計算方法は、自然妊娠と整合性を保つための国際的な基準です。つまり、実際に月経がなくても、「最終月経の開始日から数えて2週間後=受精日」とみなして計算されます。
妊娠週数の進み方(例)
日付 | 内容 | 妊娠週数 |
3月10日 | 採卵日・受精日 | 妊娠2週0日 |
3月15日 | Day-5胚の移植日 | 妊娠2週5日 |
3月17日頃 | 着床が始まると推定される時期 | 妊娠3週0〜1日 |
3月24日 | 妊娠4週0日到達 | 妊娠検査が可能な時期 |
ポイントまとめ
受精日=妊娠2週0日として計算開始
妊娠週数は、受精日を起点として「毎週○曜日」などの基準日ごとに7日ずつ加算していきます
一般的に、Day-5胚の移植日は妊娠2週5日〜3週0日とみなされます
妊娠4週目に入ると、月経予定日を過ぎるため、市販の妊娠検査薬での判定が可能になります
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